友が丘仮設 神戸市内初の撤去

1997年10月7日

 神戸市が民有地を借りて建設した須磨区友が丘七、友が丘仮設住宅が、このほど閉鎖され、六日、同市では震災後初めての解体、撤去作業が始まった。市内での仮設閉鎖は、友が丘を皮切りに、垂水区の王居殿住宅(玉居殿三)、東灘区の渦森第一住宅(渦森台四)と相次いでおり、同市はこの日、現在入居している1万8千戸余りのうち、来春の1997年度末までに、6千世帯以上が恒久住宅に移るとの見通しを示した。

 友が丘住宅は95年4月、医療法人が所有する土地を借り、60戸を建設した。しかし、同法人が今年12月からの老健施設の建設を予定していたため、借用期限の延長が困難になり、市は昨年11月に閉鎖を決定した。4日までに60世帯全員が、災害公営住宅や近隣仮設に転居した。6日朝から始まった解体作業では、作業員数人がクレーンで、ふれあいセンタ−の屋根や側壁を外し、夕方には基礎のくいなどを抜いて、ほば更地になった。

 一方、王居殿(11戸)、渦森第一(3戸)の両仮設も9月末に閉鎖。いずれも市有地に建つ小規模仮設で、入居者が恒久住宅に移ったことによる「自然解消」で閉鎖した。市は近く、両仮設の撤去にも取りかかりたいとしている。

 また、この日開かれた市会民生保健委員会で、細目正璋・市生活再建本部長は北山順一議員(自民)の質問に、「97年度末までに、現在仮設に住む6千世帯以上が恒久住宅に移る」との見通しを述べ98年度末までの仮設解消をあらためて強調した。

 市内仮設の入居戸数は9月末現在、1万8203戸、市外仮設の入居戸数は1380戸になっている。

(10月7日付け 神戸新聞朝刊)

2005,7, 3
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