復興基金事業 申請額35%にとどまる

1997年10月17日

 阪神・淡路大震災復興基金事業に関し、兵庫県は16日、9月15日現在の申請状況をまとめた。申請額の合計は約1,100億円で、計画額の35%にとどまっている。特に、住宅対策関連での申請は計画額の2割強と低く、県は今後、利用促進を図るため、被災者へのPRを強化する。

 全体の計画額は3,129億円で、これに対する申講額は1,029億円。うち対策別の計画額に対する申請額の割合は、

  • 住宅対策13%
  • 産業対策46%
  • 生活対策49%
  • 教育対策など61%

となっている。住宅対策関連の低率が際立っているが、持ち家再建・購入利子補給事業では、昨年10月の制度拡充以後は、ほば毎月千件以上の申請があり、約200件以下だった拡充前と比べ、利用率は急上昇しているという。

 アンケート調査などを通じ、被災者の要望を把握しながら事業の手直しなども行っており、県の担当者は「基金事業は広範多岐にわたっている。積極的な広報を展開し、被災者の支援になるよう努力したい」としている。

 10月現在の基金事業は、「被災中高年恒久住宅自立支援制度」など、このほど追加、拡充された事業を合め計106事業。計画額は、削減分もあるため3,139億円と変わっていない。うち、終了したのは13事業、10億円。

 事業内容の問い合わせは、同基金事務局 電話078-362-4423か4424。

震災復興基金の申請状況(単位・億円、9月15日現在)

区分 計画金額 申請金額

住宅対策
持ち家の再建・購入に対する支援 828 162
民間賃貸住宅入居者等への支援 213 140
賃貸住宅建設者等への支援 438 30
その他 131 22
小計 1610 354
産業対策 中小企業者等の災害復旧資金の借入者に対する支援 424 252
新規成長事業等への支援 156 5
雇用対策事業 106 57
小計 705 325
生活対策 生活再建支援金の支給 380 261
生活復興資金貸付金利用者への支援 100 27
その他 295 95
小計 775 388
教育・その他の対策 49 30
合計 3139 1092

(10月17日付け 神戸新聞朝刊)

2005,7, 3
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